営業心理学9
営業心理学9は、「自身にあふれた人になる」です。あなたがもし顧客だったら、自信にあふれた営業社員と、自信なさげな営業社員とどちらから商品を買いたいですか?自信なさげだと、商品も信頼できないような感じがします。

自信にあふれた人になる
テンションを常に高めるようにする
1日に複数のお客様に会って提案する営業社員は、1日中テンションが下がら ないように注意する必要があります。朝いちばんに会う人に対しては、テンシ ョンを高めていても、2人目、3人目と後になるほど、肉体的にも心理的にも疲れがたまってきて、だんだんとテンションが下がるほうが普通です。それゆえに、営業社員はお客様に新たに会う前には、自分で自分にテンションを高めるように気合いを入れる必要があります。
お客様は自信のある人から買いたいと思う
お客様は、営業社員の言葉だけではなく、営業社員の全体像を見て、この人の言うことは信用できるのか、この人から買っても大丈夫なのかを判断します。お客様が最も避けたいと思うのは、自信のなさそうな営業社員です。例えば、 質問をしたら、自信のなさそうな表情をするとか、自社の商品の特徴を話す時に、きちんと目を合わせないで、小声でぼそぼそと話すなどです。このような営業社員は言っていることは正しくても、信頼ができないのです。
実績の高い営業社員のまねをしてみる
実績の低い営業社員は、周囲にいる自分よりも実績の高い営業社員の中から、 この人のようになりたいという人を選定して、目標とします。そして、営業活動をするときには、その目標となる営業社員なら、どのような態度で、どのような話をするかを考えてみます。そして、あたかも自分が目標とする営業社員になったようにふるまってみます。目標イメージを潜在意識に覚えこませることで、目標とする営業社員に近づくことが可能になります。
内面のやる気が表情に現れる
心理学から見ると、外観が内観を作るという面と、内観が外観を作るという面の両面があります。実績の高い営業社員のまねをするというのは、外観から入って内観を作るという手法です。その逆に、内観から外観を作るためには、常にプラス発想を持って、明るいことを考えるという方法を取ります。気持ちを明るく持てば、表情も明るくなります。表情が明るいと、自信にあふれるように見えます。外観と内観の両面から、自信を高めるようにします。
自信に満ち溢れた声を出す
お客様が、この営業社員は信頼できるかどうか判断する重要な要素に「声」の出し方があります。小さくぼそぼそ話すのは論外としても、同じように話しても、声に力がある人と、力がない人に分かれます。声に力があるように感じてもらうためには、お腹に力を込めて腹式呼吸で話すことがポイントとなります。 もう少し正確に言うと、へそ下10cmの位置の丹田といわれている部分に力を込めることです。声が落ち着いていると、信頼感が高まります。
ポイント
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