営業活動の効率化7
営業活動の効率化7は、「バランス感覚が大切である」です。1つの仕事のクオリティを高めれば高めるほど時間がかかります。質と時間は相反の関係にあります。このことを自覚して、仕事の質と量のバランスを取りましょう。

バランス感覚が大切である
営業活動では自分の直観を信じる
意思決定が速く、営業効率が高い営業社員は、直観が優れている人です。言い換えれば、自分の直観を信じている人です。私の経験上は、どんなに時間をかけて考えた結論でも、結局は最初に直観でひらめいた結論を超えることは、ほとんどないと断言してもよいです。直観というのは、その瞬間でひらめいたように見えますが、実は常日頃のその人の情報力や価値観が凝縮されて出現したものなのです。
営業活動では自分の決めたことを周囲に話す
有言実行という言葉がありますが、自分でこうやろうと決めたことは、出来る限り周囲の人に公言することが大切です。「朝早起きをする」、「毎日30分は語学の練習をす る」など、何でも構いません。特に、時間管理に関することは、できるだけ周囲に伝えておくと、周囲でもそのように扱って、協力してくれるので、自分で決めた通りの時間 管理を実行しやすくなるのです。
営業活動では完璧主義から脱却しよう
営業効率を高めるためには、仕事の遂行レベルを決めておく必要があります。一般に仕事は、時間をかければ、かけるだけ細かい点の仕上がりはよくなっていくものです。 それゆえに、完璧主義の人は、もう少し手を入れると、もっとよくなるのではないかと考えて、いつまでも仕事が完成しないという場合がよく見られます。仕事は常に全体の中の1つと考えて、全体の時間の中で割り振る時間を決めるようにします。
営業活動では仕事の質と量のバランスを取ろう
どんなに優れた営業社員でも、仕事量が限界を超えると、仕事の質を落とさざるをえなくなります。このような場合には、仕事の質を落としても量を追求するのか、それとも 仕事量を制限するのかという判断に迫られます。営業効率を高めるためには、全体のバランスを考えて、自分のできる仕事量の限界点を決めておくことが必要です。それ以上やる場合は、質が落ちることを覚悟して臨みましょう。
営業社員は自分の仕事を自己評価する
1つ1つの仕事の区切りがついたときには、自分のやった仕事に関して、自己評価してみることが大切です。具体的に言うと、どんな点がよくて、どんな点が悪かったかを分析します。営業効率の観点からいうと、不必要に時間がかかり過ぎた業務はなかっ たか、もっと効率よく短時間でやれる方法はなかったかなどを検証してみます。このような自己評価の積み重ねで、時間管理の改良ができるのです。
ポイント
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