営業活動の効率化3
営業活動の効率化3は、「営業活動で何に重点を置くべきか」です。営業活動の効率化は戦略的に進める必要があります。戦略的とは、重点を置くべき事項を明確にして、時間の使い方にメリハリをつけるという意味です。

営業活動で何に重点を置くべきか
営業活動で頼める仕事は信頼できるパートナーにまかせる
営業効率を高めるためには、何でもかんでも自分で仕事を抱え込んではだめです。 信頼できるパートナーを作って、その人に仕事をまかせるようにします。自分が上司で あれば、部下をパートナーとします。部下がいなくても、ロイヤルカスタマーをパートナ ーにすることだって可能です。また、派遣社員などを雇用してもらい、その人件費以上 の売上や利益を獲得することだってできます。発想を変えることが必要です。
営業活動では顧客接点によるサービスに時間をかける
営業活動によって時間の効率化を図るときに、時間を削減してはいけない仕事があります。さらに、その仕事はパートナーにまかせないで、必ず自分でやるべきです。それは何かというと、顧客サービスです。サービスレベルを向上させて、顧客満足度を高 めるためには、時間をかける必要があります。この時間だけは、どんなことがあっても削減せず、一生懸命に取り組みましょう。
営業活動の中で自己啓発の時間もできる限り確保する
顧客サービスと並んで、もうひとつ時間をかけなければいけない重要な仕事があります。それは、自己啓発です。営業社員は、自らの能力アップのためには、お金と時間をかけなければなりません。例えば、キャリアアップのために必要な資格取得ですとか、新しい知識やスキルを学べる勉強会への参加などです。スケジュールを立てる上でも、自己啓発に関する時間は優先的に確保するようにします。
営業活動では下働きは原則としてすべて断る
自分の仕事を頑張って時間内に終わらせたにもかかわらず、上司や先輩から、時間が空いたのなら、これをやってと余分な仕事を頼まれる経験はないでしょうか。これを下働きといいます。下働きは原則として、やってはいけません。それを防ぐためには、 自分独自の分野を持つことです。緊急性はなくても、重要な仕事であることが条件で す。自分はこの仕事をやらなければならないのでと、はっきり告げることです。
営業活動で能率が下がったと思ったら仕事を切り替える
営業社員なら誰しも、仕事に集中できて能率が上がっていると実感する時と、その逆 に仕事に集中できなくて能率が下がっていると感じる時があるはずです。もし能率が下がっていると感じたら、余程緊急性の高い仕事でなければ、すぐに今やっている仕事は中断して、別の仕事に切り替えることです。仕事の中には、あまり集中力を要しない仕事もあるはずですから、このような仕事を先に片付けてしまいます。
ポイント
-
-
営業活動の効率化4|個々の仕事の速度を速める
営業活動の効率化4 営業活動の効率化4は、「個々の仕事の速度を速める」です。営業活動を効率化するためには、1つ1つの仕事の速度をできる限り速める努力をすることが大切です。トータルの仕事時間は、1つ1つ ...
続きを見る
営業研修のことなら、アクティブ・コンサルティングにご相談下さい!社内研修としてオンラインでの実施が基本です。状況に応じて、講師が貴社にお伺いして実施することも可能です。
アクティブ・コンサルティングの営業研修は、業界特性および貴社の課題に応じて、すぐに成果のあがる実務的な内容にて実施いたします。営業研修に関するご相談は、お問合せフォームよりご連絡ください。
-
-
営業活動の効率化|営業活動を効率的にするためのノウハウを解説
営業活動の効率化 営業活動は時間との戦いです。営業成果を高め、高実績をあげている営業社員は、営業活動の時間効率を高めることに、全力をあげて取り組んでいます。営業活動の効率化を図る50のポイントをマスタ ...
続きを見る