営業力強化の方法14|従来の新入社員研修だけで即戦力に育てられますか

営業力強化の方法14

営業力強化の方法14は、「従来の新入社員研修だけで即戦力に育てられますか」です。多くの企業の新入社員研修はあまりにも定型化および形骸化していて、お客様視点を起点とした実務研修とはかけ離れている感じがします。

営業社員

従来の新入社員研修だけで即戦力に育てられますか

即戦力化するために、新入社員の早期育成は急務です

毎年、新入社員を迎える時期に合わせて、人事部を中心にして、新入社員研修のプログラムを作成していることと推測いたします。日本経済の厳しい状況を考えると、少数精鋭が極限まで求められており、その意味で、昔と今では、新入社員の1人ずつの重みが増しているのではないかと思われます。

バブル崩壊以降、企業にとって、新入社員の意味合いが大きく変わってきています。以前は、新入社員は基礎から時間をかけてゆっくりと教えればよいというゆとりがありましたが、今はそのような時代ではありません。営業部門をはじめ、各部門とも少数精鋭で高実績をあげることを求められていますので、新入社員といえども、即戦力として活躍できるように、早期育成を図ることが急務の時代であるといえます。

マーケティングの基本は、顧客ニーズに耳を傾けることですから、営業部門に配属され る新入社員はもちろん、それに限らず、他のどのような部門に配属される新入社員に対 しても、得意先の実態を教えて、営業の基礎研修を経験させておくことは、 極めて重要であると考えます。

新入社員全員に対して、営業基礎研修を実施しておきましょう

アクティブ・コンサルティングでは、営業部門に配属されるか否かにかかわらず、新入社員全員に対して、導入研修の一環として、営業研修を実施すべきだと考えております。

まだ、右も左もわ からない段階だと思いますが、流通の基本知識、すなわちどのような取引先チャネルがあって、各チャネルは今どのような状況にあるのか。営業とは何をすることであり、 取引先の誰に対して、具体的にどのような提案をすればよいのかなど、流通のイロハか ら営業の仕事を懇切丁寧に教えていくことが大切です。

合同の新入社員研修が終了の後は、各部門に配置されると思いますが、営業部門への配属はもちろん、製造部門や間接部門に配属されたとしても、全員が企業の最前線である営業社員の仕事の意義や苦労を理解しておくことにより、自分の仕事との関連性を考えることで、仕事の質が変わってくるに違いありません。なぜならば、企業は最終的に製品が売れてはじめて売上が得られるのですから、すべての業務のゴールは営業活動となるからです。

※上記の記事の無断転載は固くお断りします。

ポイント

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