営業管理者の心得2|営業管理者の仕事の進め方

営業管理者の心得2

営業管理者の心得2は、「営業管理者の仕事の進め方」です。営業管理者は、部下を効率よくフルに活動させることが大切です。そのためには、部下の特性に応じて、適切に仕事を割り振り、遂行をきちんと管理することです。

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営業管理者の仕事の進め方

営業管理者は、部下に可能な限り仕事を割り振る

営業管理者の役割は、部下を通して仕事の成果をあげることです。そのためには、何でも自分で抱え込むことは避けて、できる限りの仕事を部下に割り振ることが大切です。極端に言えば、自分の仕事をすべて割り振って、自分の仕事をゼロにすることが望ましい姿です。これは簡単なようで難しいことです。自分でやったほうが速く上手にできるからです。仕事を部下に完全にまかせて我慢するのは、とても勇気がいるからです。

営業管理者は、部下にきっちりと報告をさせる

仕事をまかせるためには、権限委譲が必要です。権限とは分かりやすく言えば、決定権のことです。つまり、ある程度の範囲までは、部下が自ら決定していいよということです。人は権限をもたされるとやる気が倍増するものです。ただし、ここで注意すべ き点は、権限委譲には、報告がセットで付いてくるということです。部下に仕事を任せっぱなしにするのではなくて、節目ごとにきっちりと報告をさせることが重要です。営業管理者は、報告を聴いて、部下の決定の善し悪しを判断してアドバイスをするのです。これを繰り返すことにより、部下は育っていきます。

部下の行動を分析して効率を高めさせる

営業管理者として、部下が忙しそうに働いていると満足感を覚えたり、忙しそうにしている部下に、新たな指示を出すのを遠慮してしまうということはないでしょうか。少し嫌な言い方ですが、忙しそうにしているのと、本当に忙しいのとは同じではありません。 忙しそうにしている部下に、1日の行動を詳しく書き出してもらったら、本当に必要な仕事はそれほど多くはなく、やってもやらなくてもよいような仕事に埋没していたということは、よく見受けられる事態です。2-8の原則とか、3-7の原則とか言われますが、 本当に重要な2~3割の仕事に、7~8割の時間を使うように指導します。

ポイント

☆営業管理者の心得3「営業管理者の部下との付き合い方」もご覧ください。
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