営業関連法律7
営業関連法律7は、「景品表示法」のご紹介です。一般に景表法と呼ばれることが多いです。消費者向けの商品を小売業者や卸売り業者に販売している営業社員には必須の法律です。

景品表示法の基礎知識
◆景品表示法の概要
景品表示法は、正式には不当景品類及び不当表示防止法といいます。独占禁止法を補完するもので、公正取引委員会の管轄の下、公正かつ自由な競争を維持するための法律です。具体的には商品やサービスを販売する際の広告やキャンペーン活動で、虚偽 または誇大な広告の表示などを禁じています。また、景品表示法では、懸賞などの価格に対する景品類が定めれらています。
◆景品表示法に定められた景品の限度額
・一般懸賞で取引価額5000円未満:景品類の最高額は取引価格の20倍、
景品類の総額の限度額は景品に係る売上予定額の2%
・一般懸賞で取引価額5000円以上:景品類の最高額は10万円、
景品類の総額の限度額は景品に係る売上予定額の2%
・共同懸賞:取引額に関わらず景品類の最高額は30万円、
景品類の総額の限度額は景品に係る売上予定額の3%
・総付景品で取引価額1000円未満:景品類の最高額は200円
・総付景品で取引価額1000円以上:景品類の最高額は取引価額の2/10
◆景品表示法のワンポイント知識
景品表示法に定められた景品の限度額についての定めは、あくまでも購入者のみを対象とする懸賞に関する規定です。これをクローズド懸賞といいます。対象が購入者かどう かを問わない場合には、金額に関する規定は適用されません。これをオープン懸賞とい います。
ポイント
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