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人材育成こそイノベーションにより勝ち続けるための投資

頂点に達したときこそ、ゼロからやり方を見直すとき

北京オリンピックでも優勝した北島康介に関して、興味深い話を耳にしました。 それは、北島康介が水泳の世界大会で100mと200mで優勝した後、アテネオリンピックに向けて、いままでの泳法にこだわらずに、ゼロ発想で新しい泳法の開発に取り組んだという話です。

つまり、頂点を極めたときに、このままの泳ぎ方を維持するだけでは、次の戦いに勝てないと断言して、それまでの泳法を全面的に見直して、次の戦いに向けて新たな泳法を研究し始めたというのです。

確かに、1つの頂点を極めたとき、その頂点を極めるまでの努力で到達できるレベルはすでに終わったわけです。さらに上の頂点に登るためには、 新たなレベルのやり方をゼロから開発しなければならないという理屈は理解できます。

しかし、これはものすごく勇気のいることです。なぜならば、いま頂点に達しているのですから、このままのやり方を維持していれば、永久に勝ち続けられると思いたいのが、 人間だからです。いま成功している方法を変えてまで上を目指すということは、簡単にできることではありません。

絶え間ないイノベーションが勝ち続ける条件

メーカーでも小売業でも、よく見ると、成功し続けている企業は、常に過去の 成功体験を捨て去って、ゼロからのイノベーションに挑戦し続けている企業であることは確かです。コンサルタントという仕事をしていて、常に感じることは、成功している企業ほど危機感を感じており、低迷している企業は意外なほど危機感を感じていないと いうことです。だからこそ、勝ち組はますます発展して、負け組みはどんどん落ち込んでいくことが多いのです。

人材教育に関しても、もちろん同じことが言えます。業績の良い会社ほど人材育成に投資を惜しまないのですが、これらの経営者は、昨日の続きを明日やっていても、ある程度の営業実績は残せるが、 これではダメだと知っているのです。

人材教育は、将来に向けての投資と考えて、勝ち続けるためには、常に新しい考え方や 営業スキルを身に付けさせることが必要だと考えています。だからこそ、同じ人材に対しても、繰り返し、繰り返し、何度も研修を受けさせているのです。研修の良いところは、参加メンバーに、常に原点に戻り、ゼロから新しい手法を考えるチャンスの場を与えられることです。

イノベーションとは人が発想するものですから、人材教育な しには、常勝できる企業を創ることはできません。研修を重視していない企業は、人材教育の重要性をよく考えていただきたいと思います。

※上記の記事の無断転載は固くお断りします。

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