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営業アドバイス

魂は細部に宿る、これが繁栄店づくりの秘訣です

多額な投資や売場面積の拡張がなくても売上は大きくアップします

チェーンストアを取引先とする企業の営業社員を例にあげてご説明をしてきましたが、 今回は、チェーンストアに直接、実施しているコンサルティングの話しをしてみましょう。 経営コンサルタントという仕事柄、チェーンストアの現場に頻繁に足を運んでいます。 私は建築家ではないのですが、チェーンストアのコンサルティングをするために、自ら店 舗レイアウト図を作成する機会も数多くあります。

最初は図面という紙きれでしかない ものが、実際に新店舗や既存店舗のリニューアルという形で現物として姿を現したとき は、いつも感動します。新店はゼロから創りますから、思い通りにできて当たり前なの ですが、特にリニューアルはとても面白く感じます。

今まで問題を抱えていた店舗が、多額な投資をすることも、売り場面積を拡張すること もなく、什器の配置替えやゾーニング変更などで、顧客に支持され売れる店舗に生ま れ変わる一瞬は最高の気分です。リニューアル後には、売上高が20~30%アップ することが常です。

リニューアル後の実績を見るときが、経営コンサルタントとして の大きな喜びの1つです。日々、仕事をしていて、既存店のリニューアルこそ宝の山で あり、日本全国には、手軽なリニューアルで売上・利益が20~30%アップする可能性を持った店舗が数多くあると思うと、それだけでわくわくします。

1つ1つの商品の価値提案に真剣に取り組みましょう

私は『魂は細部に宿る』という言葉が大好きです。この言葉は、20世紀を代表するドイ ツの建築家「ミース・ファン・デル・ローエ」が語った言葉が起源だそうです。最初は、「神は細部に宿る」(God is in the details.)という言葉だったそうですが、後になって、『魂は細部に宿る』(Soul is in the details.)という言葉に言い換えられたとのことです。

映画界の巨匠である黒澤明監督をはじめとして、ディレクター、ミュージシャン、ライタ ー、デザイナーなど、クリエイティブな仕事に携わる人々の多くが、この言葉を重視し て、作品創りに当っていると、語っています。

チェーンストアの店舗は、一見しただけでは、あまり違いがないように見えますが、消費者の視点から真剣に分析すると、売れる店舗と売れない店舗の間には、はっきりとし た違いがあります。それは、まさに細部における違いなのです。だからこそ同じ店舗であるにもかかわらず、優秀な店長が赴任したり、コンサルタントの指導を受けたりする ことにより実績が大幅にアップするという結果が生じるのです。

店全体の売上高も、実際には店舗を構成する各要素の細部の仕上げによって、構成され ています。1つ1つの商品の陳列・演出による価値提案も、もちろん非常に重要な 細部の1つです。

小売チェーンを取引先とするメーカーの皆様も、『魂は細部に宿る』という言葉を肝に銘じて、数多いスーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンタ ー、などの売場の細部を最高の出来になるような提案をして下さい。営業社員の皆様も取引先の業績アップのために、細部まで手を抜くことなく、一緒に頑張りましょう。

※上記の記事の無断転載は固くお断りします。

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